【恋愛心理学】単純接触効果の効果的な使い方と注意点
「単純接触効果ってよく聞くけど、恋愛にどう使えるの?」
「恋愛心理学でよく出てくる単純接触効果ってどういうもの?」
単純接触効果という言葉は聞いたことあるけど、どういう効果なのか、またどのようなタイミングで使えばいいのか分からない人も多いかと思います。
今回は単純接触効果の意味と効果的な使い方について紹介していきます。
女性と距離を縮めるきっかけができ、アプローチもしやすくなるのでぜひ最後まで読んでいってください。
それではさっそくいってみましょう。
目次
恋愛心理学でいう単純接触効果とは?
単純接触効果とは、たとえ興味がなかった人でも繰り返し会うと自然と好意を持つようになるという効果のことです。
アメリカの心理学者であるロバート・ザイアンスによって提唱されたことから「ザイアンス効果」とも言われています。
人は初対面の相手に対して警戒心を抱きます。
それが対面したり、連絡を取ったりと接触する機会が増えるにつれてその警戒がほぐれ、相手に対して好意的な感情をもつようになります。
大きく効果があるのは10回までという制限もありますが、気になる女性を振り向かせるためのきっかけとして上手く使えば、有効なテクニックとなるでしょう。
恋愛で使える単純接触効果の具体例
相手の好感度を上げられると言われる単純接触効果ですが、実際はどう言った場面で使えるのでしょうか?
具体的な使い方を紹介していきます。
声をかける頻度を増やす
単純接触効果は接触回数、つまり対話の回数を増やすことで相手の好感度が上がるという話をしました。
職場で例えると、移動する時に気になる女性のデスクの近くを通ったり、休憩スペースで話しかけるなど積極的にコミュニケーションをとりましょう。
しかし、あまりにも相手の女性の周りをうろつくと恐怖を与えかねません。
「何かのついで」で相手の女性と接触することを意識して行動するといいでしょう。
最初は笑顔であいさつをすることから始めるといいでしょう。
女性は興味のない男性に対して存在を認識してないことも多いので、相手に自分を印象付けるためにもあいさつは有効となるでしょう。
短時間でも会う
単純接触効果を利用する場合、会う時間の長さは考えなくても大丈夫です。
あくまで「会う回数を増やす」ことが大事なので、相手の女性と会う機会があるのであれば時間が短くとも積極的に会いましょう。
ここで注意すべきことは相手と無理に会おうとしないということです。
相手に会える機会は逃さないようにすることだけ心がけましょう。
LINEでの連絡頻度を増やす
単純接触効果は対面だけでなく文面での連絡でも発揮されると言われています。
相手にLINEが送れる状況なら送り、少しだけ返信の頻度を上げましょう。
ただし、即レスしたり長文を送りつけたりしてしまうと相手が引いてしまうことがあるので、文章量は相手の返信と同じ量に合わせつつ、頻度も相手に合わせつつ少しだけ頻度を上げることを意識してみてください。
恋愛で単純接触効果を使う時の注意点
続いては単純接触効果を使う時に注意すべき点を紹介していきます。
使い方を間違えると逆効果になってしまうので気をつけましょう。
会う時は身だしなみを整える
まず、相手の女性と会う時は身だしなみを整えてから会うようにしましょう。
会社で会う場合は出社前にしっかりと髪型や服を整えてから出社して下さい。
単純接触効果は会った瞬間の印象が反映されるため、髪がぼさぼさだったり服がシワだらけだとマイナスに作用してしまいます。
今後のアプローチを考えるのであれば身だしなみを整えるのは最低限の準備と言えるでしょう。
間隔を空けすぎずに会う
単純接触効果は接触する間隔も重要になってきます。
たとえば、前よりも接触頻度が増えたからといっても3ヶ月で7回などでは意味がありません。
職場で会うにしても1週間に1回挨拶する程度ではその効果は薄くなります。
逆に頻度が急に高くなりすぎても不信感を与えたりしてしまうので、増やし過ぎにも注意です。
回数に注意する
冒頭でも紹介したように、接触回数が増えて効果が大きいのは10回までです。
また、マイナスイメージを与える場合は回数制限はなく、印象が良くないまま接触すれば、会うたびにイメージはマイナスになっていくと言われています。
身だしなみが整っていなかったり、相手からの印象が悪い状態で会う回数を増やすと取り返しがつかなくなってしまうこともあるので注意が必要です。
単純接触効果と組み合わせると有効な恋愛テクニック
ただ会ってあいさつだけだったり、会話するだけでは勿体無いという人は同時に次の恋愛テクニックも試してみてください。
共通点を提示する
相手の女性と雑談ができる仲であれば、話している中で共通点を探してみてください。
類似性の法則と言って、自分と似ている人に対して親近感を覚えるというものがあります。
共通点を多く見つけることでより相手に親近感を覚えてもらいつつ、盛り上がる話題も増えるのでおすすめです。
「イエス」がもらえる頼み事をする
相手から必ず「イエス」がもらえるような頼み事をしてみましょう。
例えば簡単な仕事を手伝ってもらったり、ふせんをもらったりすることでも大丈夫です。
これは、ベンジャミン・フランクリン効果といって、「イエス」を繰り返すうちに「イエス」を言った相手を好きになっていく、という効果を利用したものです。
決して「ノー」と言わせない内容の頼み事をすることがコツとなっていきます。
美味しいものを一緒に食べる
ランチョン・テクニックと言って、美味しいものを一緒に食べると一緒に食べた相手に好印象を与えられます。
雑談ができて、食事に誘える雰囲気ならばサクッと食事に誘って美味しいランチをしてきましょう。
事前に相手の好みを把握しておくとより効果的と言えます。
まとめ
単純接触効果は簡単に使える分、その効果は決して強いとは言えません。
しかし、最初のきっかけとしてはかなり有効なので、まずは笑顔であいさつをすることから始めるといいでしょう。
あいさつが難しい関係なのであればすれ違った時に会釈をするのでもOKです。